ラン
※人工繁殖のため名古屋から千葉県へ移った雌のシャチ「ラン」(鴨川シーワールド提供)


※名古屋港水族館に搬入された「アース」

  名古屋市の名古屋港水族館は9日、飼育するシャチ3頭のうち9歳の雌「ラン」を、人工繁殖のために千葉県鴨川市の鴨川シーワールドに移し、替わりに7歳の雄「アース」をシーワールドから借り受けたと発表した。
 同水族館などによると、ランが子どもを産める年齢に達したのに伴う繁殖目的の交換。国内で飼育するシャチ7頭は全て血がつながっており、自然交配では正常な個体が生まれない恐れがあるため、飼育技術の高いシーワールドで人工繁殖を実施する。9日、記者会見したシーワールドの荒井一利館長は「海外から精子提供を考えている。国内初の成功例を目指したい」と話した。(共同)
※中日新聞より

■鴨川シーワールドと名古屋港水族館の間でシャチ2頭の交換輸送を実施 2015年12月9日
2015年12月7日(月)・8日(火)名古屋港水族館で飼育中の「ラン」を鴨川へ
鴨川シーワールドで飼育中の「アース」を名古屋へ

 

 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都中央区、代表取締役社長:須田貞則)の基幹施設である、 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市、館長:荒井 一利)と、名古屋港水族館(名古屋市港区、館長:日登 弘)は、12月7日(月)から12月8日(火)にかけて、鴨川と名古屋の間でシャチ2頭の動物輸送を実施いたしました。
 現在日本では7頭のシャチが飼育されていますが、すべてが血縁関係にあり、このままでは今後の繁殖は難しい状況にあります。今回の輸送は、採血によるホルモン検査で性成熟が確認された「ラン」(メス・9歳)を名古屋港水族館から鴨川シーワールドに輸送し、それに伴い当館で飼育中の「アース」(オス・7歳)を名古屋港水族館に輸送することで、飼育環境の安定化を図り、今後の繁殖計画をより確実に進めることを目的として行われました。

 鴨川シーワールドでは「ラビー」・「ララ」・「ラン」の3姉妹と「ラビー」の娘である「ルーナ」のメス4頭での飼育が始まり、今後の人工授精による繁殖計画の進展が期待されます。

【輸送個体について】

「ラ ン」・・・2006年 2月25日生 メス(父獣:「ビンゴ」 母獣:「ステラ」) 体長490cm 体重1,700kg
「アース」・・・2008年10月13日生 オス(父獣:「オスカー」 母獣:「ラビー」) 体長430cm 体重1,300kg
※2頭とも鴨川シーワールドでの繁殖個体 
※鴨川シーワールドHPより

シャチ家系図2
※日本で飼育されているシャチの家系図
雄のビンゴ、オスカーは亡くなっております。(2015年12月9日現在)

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※関連記事:久々の再会 シャチのランとアースのお引っ越し 約15トンの水を張った専用コンテナで陸路大移動 千葉日報・鴨川シーワールドより 2015年12月10日
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