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※写真、2016年3月2日、体長約1.5メートル、体重150キロのオオメジロザメと、釣り上げた紀宏東さん(右):フォーカス台湾より

 (台東 3日 中央社)東部・台東県東河郷の海岸で2日、釣りに来ていた紀宏東さんら2人が、体長約150センチ、体重150キロ強のオオメジロザメを釣り上げた。東部の河口付近では比較的よく見られる種類だが、これほど大振りのものは珍しいという。 

 紀さんは「大きな魚が引っかかったと思ったら強い力で引っ張られた」と語る。無理に引き寄せることはせずそのまま泳がせたところ、約1時間後に海岸へ打ち上げられた。海に帰そうとしたが波が高く断念。最終的には持ち帰った。 

 東部海洋生物センターの何源興主任によると、オオメジロザメはサメの中でも特に攻撃性があり、どう猛な種類として知られるという。周辺ではサーフィンを楽しむ人も多く「やっぱり怖いね」との声も聞かれた。 
(盧太城氏/編集:齊藤啓介氏)