佐賀県唐津市の高島沖 アオザメ
※2015年12月19日朝、佐賀県唐津市の高島沖で、定置網にかかっていた体長3メートル超のアオザメ

 イノシシの次はサメ騒動?-佐賀県唐津市の高島沖で19日朝、定置網にかかったサメが引き上げられた。体長3メートル超。鋭い歯を持ち、ヒレの形や体の色が映画「ジョーズ」のモデルになったホオジロザメそっくり。

 島で40年以上漁をする野崎清市さん(66)も「初めて見る大きさ」。今夏は各地でサメの目撃情報が相次いだが、福岡市の「マリンワールド海の中道」によると、正体はアオザメ。

 同じネズミザメ科だが、人を襲った事例は少なく、「普段は沖にいて、沿岸の定置網にかかることは珍しい」という。島内の宝当神社に「年末ジャンボ」当選祈願で訪れた観光客も“大物”にあやかろうと、記念撮影していた。